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【フレンズ (Friends)】英会話学習にオススメの海外ドラマは絶対コレ!

【画像】海外ドラマ「フレンズ」

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今回は、元英会話スクールカウンセラーの僕カワジュン(‎@kawayoshijun)が、英会話の学習にオススメする海外ドラマ『フレンズ (Friends) 』についてご紹介します。

 

英会話の勉強には海外ドラマの活用がオススメということは以前の記事(⇒「「英単語がなかなか覚えられない!」効率的に英単語を覚えるための3つのポイントとは?」)でも書かせてもらいましたが、その中でも特にこの『フレンズ』圧倒的にオススメです。

僕の周りにも『フレンズ』を使って英会話のレベルアップを果たした方がたくさんいます。

今回はそんな『フレンズ』のどんな点が効果的なのか、元英会話スクールカウンセラーの視点から解説していきたいと思います。

 

1.『フレンズ』ってどんなドラマ?

まずはこの『フレンズ』というドラマの概要を説明します。

1994年から2004年の約10年に渡って放映され、全部で236話10シーズン
基本的には1話完結型のシットコムで、マンハッタンに住む6人の若者の都会的なライフスタイルを描いた内容。
主人公6人は同世代で、20代という設定からスタートし、シーズン10の頃には30代になります。

この20代~30代という時期は多くのことに直面する時期でもあります。

友情、恋愛、結婚(離婚)、仕事での成功や挫折・転職、肉親との死別…
そんな多くの経験がコメディタッチでとてもポジティブに描かれています。

英語学習という観点を抜きにしても、肩の力を抜いて楽しめるドラマです。

 

そんなドラマがなぜ英会話の学習に効果的なのか。

その理由を7つ挙げます。

 

2.『フレンズ』がオススメな理由7

①シチュエーションが親しみやすく豊富

先ほど言ったように、シチュエーションは友情や恋愛、仕事などの日常生活が中心となっています。
これはつまり、日常的に使える表現を多く学べるということです。

逆に、サスペンスやアクション、裁判もの、医療ものなどのドラマはどうでしょう?
それらで覚えた表現を使う機会って頻繁にありますか?

仕事上そういったシチュエーションがある場合は別として、自分の日常で使用する表現や単語は少ないと思います。

覚えてすぐに使えるような表現をたくさん学べる『フレンズ』のような内容こそ、英会話を学習するための海外ドラマにふさわしいのです。

また、シチュエーションの種類も豊富なため、「こんなシチュエーションに使える表現を学びたい!」というときにも、きっとふさわしいエピソードが見つかると思います。

 

②いろんな種類の英語を学べる(聴ける)

これには2つの意味があります。

1つ目は性別

『フレンズ』の主人公が男性3名、女性3名で構成されていることがポイントです。

日本語でもそうですが、男性が良く使う表現女性がよく使う表現がそれぞれあり、その違いを体験できます。

また、リスニングという観点からも、男性・女性両方から6者6様の英語を聴くことができます。
男性と女性ではその声の周波数も違うので、どちらかに偏ることなく慣れることができます。

 

2つ目は訛り

『フレンズ』ではイギリス英語を含め、いろんな英語を話す脇役が数多く登場するので、イントネーションや発音の違いを感じることができます。

 

③リアクションやジェスチャーなども学べる

『フレンズ』では、単語や表現だけでなく、感情表現を含めたリアクションやジェスチャーも一緒に学ぶことができます。

日常のシーンが会話を中心として進んでいきますので、日常のシチュエーションで使えるような「動き」を知ることができるのです。

日本人からすると、外国人はジェスチャーが大きいイメージがありますよね。
でも、それもコミュニケーションの一部という文化だからなんです。

つまり、英語でコミュニケーションする際には、リアクションやジェスチャーなども交えることで、相手にスムーズに意思表示ができます。

それに、うまくジェスチャーを交えて話したり、反応のいいリアクションができると、自分で英語がうまくなったように感じられますよ(笑)

※リアクションについてはこちらの記事参照
⇒「英会話 初心者 でも簡単! 会話を盛り上げるリアクションのテクニック」

 

④アメリカの文化が学べる

前項のジェスチャーにも通じるところがありますが、『フレンズ』を通じてアメリカの文化を多く知ることができます。

例えば、季節的なイベント。

ホリデー(クリスマス)、ニューイヤー、バレンタインデー、感謝祭、ハロウィンなど、アメリカでは日本とは違った過ごし方をします。

そういった文化を一緒に学ぶことによって、海外(アメリカ)の方々の考え方やバックグラウンドを知ることができます。

そしてそれは、実際に外国人と会話をするときに相互理解につながるのです。

 

⑤基本的に1話完結、1話20分強なので観やすい

『フレンズ』は一応大きなストーリーの流れがあって、時には2話にまたがるケースもありますが、基本的には1話完結です。

そして、1話は20分強、長いエピソードでも30分弱なので、とてもコンパクトです。

そのため、「1話だけ観よう」とか、「このエピソードのシチュエーションを徹底的に勉強しよう」ということがしやすく、英語学習にとても適しています。

 

⑥テンポのいい会話で話が進行する

『フレンズ』のストーリーは会話を中心として進んでいきます
一見、当たり前のように感じますが、実は多くのドラマや映画では当たり前でないんですよね。

例えば、有名な『24』。

ドラマとしては面白くても、英語教材として捉えたときには、実は無駄なシーンが多いんですよね。
銃で撃ちあうシーン、追跡もしくは逃亡するシーン…。

多くの映画もそうですね。
会話がなく、主人公の心情を表現するシーンなどが多くあったりします。

あくまで今お話ししているのは「英語教材」として捉えた場合です。

その視点でいくと、そのシーンのほとんどが会話で進行していくものを選ぶ方が、同じ30分、1時間、2時間観るのでは効率がおおきく違ってきます。

ですから、会話中心で構成されている『フレンズ』は、とても効率よく学習することができます。

 

⑦単純におもしろい!

『フレンズ』はとにかく内容が面白いです!

ユーモアとウィットにとんだ会話、時にはとてもくだらない会話。

脚本が素晴らしいのか、出演者のアドリブなのか、笑えるポイントが非常にテンポよくちりばめられているので、飽きずに観ることができます。

また、アメリカンジョークなどの会話の面白さだけでなく、動きとしての面白さもあるので、英語が苦手な方でもとても親しみやすく楽しむことができます。

また、有名な映画スターもたくさんゲスト出演しているのも楽しみの一つです。

ジュリア・ロバーツ、ロビン・ウィリアムズ、ブルース・ウィリス、ブラッド・ピットなどをはじめ、「あ、この人知ってる!」というスターがたくさん出てきます。
しかもだいたい一癖あるキャラを演じているので、それを楽しむのも一つです(^^)

 

3.『フレンズ』を使ったおすすめの学習法

これまで『フレンズ』が英会話の学習にオススメな理由を挙げてきましたが、ではそれをどのように活用すると効果的か、というお話にうつっていきます。

説明するポイントは、進め方(3つのステップ)と、「my単語帳」の活用真似る、の3点です。

進め方

オススメは3回観ることです。

3周、ではないです(笑)
特定のエピソードだけでも構わないので、1エピソードを3回観ることをオススメします。

その流れは、

①日本語吹替、英語字幕
②英語音声、英語字幕
③英語音声、字幕なし

という3つのステップで観ていただきます。

なお、ある程度リスニング力のある方は、①をスキップして構いません。

 

①は、まず内容を理解するというステップです。

ここでは、全体的なストーリーと、その会話がどのようなシチュエーションで行われているかを理解します。
また、英語字幕を表示することで、なんとなくでも構わないので、そこでどんな表現・単語が使われているかを知ります。

②は、①で把握した内容と、英語表現とをすり合わせるステップです。

このステップが一番重要です。

ここでは、①で把握した「こんな会話だった」というものを、英語だとどんな言い回しをしているか、ということに結び付けてあげます。

また、字幕上でわからない単語や表現がある場合には、それを抜き出し、意味を調べます。
そして、後述する「my単語帳」に書き足します。

この作業があるため、この②では一時停止を使いながら進めていきます。
繰り返し何度も同じシーンを再生するかもしれません。

そして、字幕の文章を耳で聞き取ることができるか確認します。

こうして、意味を確認し、文字と結び付けていくのです。

③は、①②の集大成として、英語音声だけで理解できるか、ついていくことができるかの確認・慣れのステップです。

字幕は表示させないので、音声だけで聞いてもOKです。

①②のステップでインプットしたことが、きちんと身になっているかをここで確認します。
この③のステップで付いていけないところ、何を言っているかわからなかったところは、再度②に戻って確認します。

 

この3つのステップを1つのエピソードで実践し、8割くらいできたら次のエピソードに移っていきましょう

注意点としては、100%完璧を求める必要はない、ということです。

その2割を埋めることに労力を使うよりは、その分他のエピソードで練習を積んだ方が、多読・多聴という観点からも効率がいいです。

 

「my単語帳」の活用

上記②のステップで抽出する際に、「my単語帳」を作ってみるといいでしょう。

詳細についてはこちらの記事をご参照ください。
⇒「「英単語がなかなか覚えられない!」効率的に英単語を覚えるための3つのポイントとは?」

そちらの記事でも触れましたが、ドラマであれば、使用する実際のシチュエーションのイメージとその単語や表現を一緒に覚えられるので、記憶への定着がいいです。

また、アウトプットする際のイメージにもつながり、使用しやすいです。

 

真似をする

覚えた単語や表現を定着させるのに一番効果的な方法は「使ってみる」ことです。

ただし、実際に使用する機会があるかどうかは、人それぞれの状況にもよりますし、アウトプットの機会があったとしても、期待する話題にならなかったりします。

そこで、『フレンズ』の登場人物の真似をして発声してみる、というものです。

言い換えるなら、「リハーサル」ですね。

この時、できるだけ表情やスピード、発音やイントネーションも真似してください。

英語には独特のリズムがあります。
イントネーションも日本語と全く違います。

それをこの練習で身体にしみこませることで、実際の状況で相手により正確に、自分の意思を伝えることができるようになります。

 

4.まとめ

元英会話スクールのカウンセラーという立場からみて、この『フレンズ』は本当に優れた教材として自信を持ってオススメします。

僕も実際に「my単語帳」を作り、『フレンズ』から多くの表現を盗み、真似して使ってみて、今では自分のものにして会話の中で自然に使うことができるようになりました。

英語教材という観点を抜きにしても、ドラマとして本当におもしろいので、まだ観たことがない人はぜひご覧になってみてください。

 

実は僕は、英語学習を始める前から『フレンズ』のファンで、大好きな海外ドラマの一つです。

DVDレンタル→DVD購入→Blu-ray購入と、すでに全シーズン5~6周くらい観てます(笑)
中古ですけどムック本も買いました(笑)

【画像】私物の「フレンズ」コレクション

 

そこまで観る必要はありませんが、DVDもずいぶん安く販売していますので、この記事を参考に一度試してみてください。

楽しみながら英会話を学習しましょう♪





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