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転職すると給料が下がる!?転職時に給与水準を下げないための働き方

転職後給与を下げないための働き方

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転職回数4回のカワジュン(@kawayoshijun)です。

 

転職で給料を上げるって難しいと言いますよね。
実際にはどうなんでしょう?

転職をしたいと考える人の場合、給与額が不満で転職をする人も一定数いるとは思います。
でも多くの方は、それ以外の人間関係や評価制度、仕事内容などへの不満があって転職をするのではないでしょうか。

だから、給与額に関して「絶対に今よりも高くないと嫌だ!」という方のほうが少ないんですよね。
これまで人材採用に関わってきた経験でもそう感じます。

でも正直言うと、
給料が下がるのはいやだなぁ・・・
カワジュン
ですよね。
お金って大事ですからね!

でも現実は厳しくて、年収ベースでいうと下がってしまうケースが多いです。

そこで本記事では、転職時に給与水準を下げないためにどうすべきかについて解説します。

「こんな会社辞めてやる!転職だ!」と嘆く前に、この記事を読んでみてくださいね。

転職すると給料は下がる?

転職すると給料は下がる?

転職をして給与額が上下する人の割合ってどれくらいだと思いますか?

厚生労働省の「転職入職者の賃金変動に関する状況」(平成25年7月30日)によれば、転職した人の賃金がどう変化したかの統計は下記の通りとなっています。

転職後の賃金変動
  • 増加: 26.5%
  • 変わらない: 36.6%
  • 減少: 36.9%

⇒ 給料が上る人は4人に1人
⇒ 3人に1人は給料が減少

という結果になっています。

 

言い換えると、

  • 転職で給料が上がることはあまり期待できない
  • 給料は「変わらない」か「下がる」という前提で転職すべき

といえます。

もちろん、相場からみてあまりにも前職給与が低水準の場合は、転職後上がる可能性が高くなると思いますが。

ちなみに、僕の場合は転職4回のうち、1回はアップ、1回はダウン、2回は同水準でした。
だいたい統計に近いですね(笑)

転職後に給与水準を下げないため、基本給を上げる働き方をしよう

給与水準を下げないために基本給を上げる働き方

ただ、「賃金」という言葉には基本給の他にも各種手当や残業代も含まれます

ということは、「賃金が減少」という人の中には、

  • 基本給そのものが下がった
  • 基本給は同水準だが、手当や残業代が減った

というケースの2つが考えられます。

残業代や手当は、会社や制度によって変化する流動的なもので、増やしたいと思っても増やせるものではありません。でも、基本給は自分の努力次第で増やせます。

だから、転職時に給与水準が下がってしまうリスクをできるだけ低くするには、手当や残業代に頼るのではなく、前職の基本給を上げておくことが重要なんです

 

以前、とある採用担当者が、「中途は採用の段階でどれだけ”握れるか”で決まる」と言っていました。

実際こういうケースはすごく多くて、中途社員が多い会社だと特に、同じ職種でも人によって全然給与額が違うということがあります。これって、スタートの時点で決まっちゃってるんですよね。

だから、人事考課で給与アップを期待するのもいいですが、スタートの時点でしっかり評価をされておくことって大事なんです。

市場相場と自分の給与水準を知るために読むべき記事

今すぐ転職エージェントに登録するべき理由【おすすめサイト紹介】

基本給を上げるにはどういう働き方をすればいい?

基本給を上げるには

では、基本給を上げるにはどうしたらいい?ということなんですが、もちろん会社の評価制度によって多少異なる部分はあります。

でも、共通するポイントはあります。

それは、

「時間ではなく価値を提供する」意識で働く

ということ。

言い換えると、「時給で働くような働き方をするな」ってことです。

  • 時給で働く = 時間を提供する
  • 時給で働かない = 価値を提供する

とみることができます。

「1時間いくら」というような時給感覚で働くということは、自分の時間を切り売りし、残業代に頼るような働き方です。これではいいパフォーマンスが期待できないですし、評価も高まりません。

基本給を上げる働き方の具体例

基本給を上げる働き方をする男性

転職して給与水準を下げないために、また、少しでも給与交渉をうまく進めるために、基本給を上げる具体的な働き方をいくつかご紹介します。

残業代を稼ごうとしない

残業代で稼ごうとするのは典型的な時給での働き方。

まずこれをやめましょう。
できるだけ残業せず、どうやれば時間内に業務を終わらせられるかを考え、生産性を上げる工夫をしましょう。

今日は予定がないからゆっくりやって残業すればいいか

なんて考えていたら、いつまでたってもパフォーマンスは上がらないですよ。

それなら、1時間でも早く退社して、スキルアップのために本を読んだりする方がいいです。
あるいは、趣味の時間にあてて、明日のためにリフレッシュするのもあり。

残業代で稼ぐのではなく、基本給を上げて稼ぐ、というマインドに切り替えることがなによりも大事です。

求められる以上の質を提供する

業務を任されたときに、求められる質を上回るように意識することも大切です。

例えば、会議資料のコピーを頼まれたときに、ホチキスの留めかた、資料の順番、配りやすいようなまとめ方など、ちょっとしたことでも意識一つでずいぶん印象が変わるものです。

仕事を依頼した側の立場に立って考え、少しでも見やすいとか、助かるとか思ってもらえるような仕上げ方を工夫しましょう。

そういうことを積み重ねることで、「あいつの仕事は丁寧だな」と日頃から印象づけることができます。

一つ上の目線を持つ

目線というのは、わかりやすく言うと階層や役職です。

一つ上の目線を持つこと、つまり自分が係長なら課長の、課長なら部長の目線でものを見るようにすること。

なにか課題に直面したときに、「課長ならどう対応するかな?」と想像するんです。

また、目の前の業務だけを見るのではなく、その業務が部署や会社の中でどのような位置づけで、「部署(会社)全体を考えたときに上司ならどんな判断をするかな?」と先回りして考えることもこれに当たります。

そうすることで、一つ上のレベルでの会話が上司とできるようになり、「あいつは仕事のことがよくわかっている」という評価につながります。

定量的な実績を作る

客観的な評価をしてもらうために、定量的な実績づくりを意識しましょう。

「定量的」というのは、数字で示せるもの、もしくは目に見えるカタチで示せるものです。
逆に「定性的」という言葉は、数字では表せない性質的なものではかることです。

定量的なものは事実であり、客観的なものなので、誰からみても否定できないものになります。

ただなんとなく、

頑張りました!良くなった気がします!

とアピールしても説得力がありません。

売上が150%、成約率も10%上がりました!

というように具体的にアピールできれば、第3者から見ても疑いようのない事実になります。

それによって評価面談でアピールできるのはもちろんですが、その実績が転職時にも役立ちます
転職時の職務経歴書や面接でも実績を明確にアピールできるので、給与を維持、もしくは上げるための材料になります。

上司とコミュニケーションを密に取る

よく「ホウ・レン・ソウ(報告・連絡・相談)を徹底しろ」と言いますよね。

これは業務を円滑に進めるためだけではなく、評価にも繋がります。

上司を安心させること = 上司の評価を高めること

と言い換えることもできるでしょう。

「ホウ・レン・ソウ」を徹底することで、上司が安心して部下に仕事を任せられるようになり、信頼関係が生まれ、評価につながっていきます。

また、日頃から上司と密なコミュニケーションをとり、上司の意図を正確にくむことも大切。
コミュニケーションが不足していると、お互いの認識不足が起こりえます。

依頼した仕事が期待したのと全然違う形であがってきたら評価を下げてしまいます。
頼まれた仕事がどういう形になることを期待されているか正確に把握するためにも、上司とはコミュニケーションを積極的に取りましょう。

信頼を得るコミュニケーションを心がける

周囲から信頼を得るようなコミュニケーションを取ることも大切です。

ここで言うコミュニケーションとは、上司に限らず、周囲の同僚や他部署の人、社外の人など全ての人間関係です。

お礼や謝罪などはもちろん、なにかを依頼するときにもメールでさらっとお願いするだけだと横柄に感じる相手もいます。

相手を見極めることも大事ですが、一言メールで送る前に口頭でも依頼しておく、とか、なにかをしてもらったあとに直接お礼を伝えるなど、相手が気持ちよく仕事を引き受けてくれるような関係を築きましょう。

そうすることで、「あいつとは仕事がしやすい」と思ってもらえ、困ったときに助けてもらいやすくなりますし、社内全体での評価を高めることにもつながります。

人事評価は一次的には上司が行いますが、二次評価などで社内での相対評価をされることがあります。
そういった際に、他部署からの評判も良ければ有利に働くこともあるでしょう。

転職するなら収入を上げてからがおすすめ

転職して収入を上がるイメージ

冒頭でお話したように、転職時には給与が下がりやすいもの。

というのも、採用側は前職給与額を参考にした上で、できるだけ人件費を下げようとします。

その理由は、継続的な人的コストはもちろん、エージェントへの報酬も削減できるから。
(転職エージェントを介した採用の場合、企業側は年収の30%程度を報酬としてエージェントに支払うのが一般的)

そして、給与交渉の際に採用側が参考にするのは、前職給与、特に基本給を基準とすることが多いです

なので、管理職としてキャリア採用されるケースは別としても、まず現職での給与を上げる努力をすることが転職による給与ダウンを防ぐ最大のポイントとなります。

前職給与が高ければ、転職時の給与交渉もしやすくなります。

 

企業の募集要項の給与欄には、「○○万円〜○○万円」と幅がありますよね。
その給与幅ギリギリまで引き出すには、前職でその程度の給与をもらっていないと難しいのが現実です。

だから、転職をする前にできるだけ基本給を上げておくことが大事なんです。

もちろん、転職関係なく、常日頃からそういう意識で働くべきですけどね(笑)

まとめ:転職を考える人も考えない人も基本給を上げる働き方を!

転職を考える人も考えない人も基本給を上げる働き方をしよう

いかがでしたか。

転職時に少しでも給与を下げないために、在職中に基本給を上げておくための働き方を提案させていただきました。

このような働き方をしていれば、無理に行きたくない飲み会に行って上司のご機嫌をとらなくても、上司や社内評価を上げることが可能です。(実体験としても)

もちろん、転職や評価うんぬんではなく、ビジネスマンとしてスキルアップをしていきたいのであれば、当然のこととして意識するべき内容です。

会社への不満を言う前に、まずは自分の働き方を振り返ってみて、客観的に評価される(されやすい)働き方ができているかを確認してみてくださいね。

 





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